胆管腫瘍のため亡くなった任天堂の岩田聡社長(享年55)の訃報を受け、生前親交があったという音楽プロデューサーのつんく♂(46)が「寂しいです。残念です」と悼んだ。

 つんく♂は13日、ツイッターで「任天堂、岩田社長。生前は大変お世話になりました」と書き出した。喉頭がんを患い、声帯を全摘出したつんく♂。同じ闘病中の身ということもあり、「お互い元気になって、お会いしてまたゲーム談議が出来るものと思っておりました」とつづったが、かなわなかった。

 「クリエイターの先輩としても見習う所ばかりでした」と岩田社長への思いをつづり、「寂しいです。残念です。 謹んで哀悼の意を表します」と早すぎる死を悔やんだ。

 そのほか芸能界きってのゲーム通として知られるお笑いコンビ、よゐこの有野晋哉(43)も同日ツイッターで、「『時間が出来たら作りたい』 て言うてはった岩田サンの新作ゲーム、やりたいです。バルーンファイトはずーっと面白いです。コレ作ったひとの名刺持ってるで!て言えるのは僕の自慢です。有難う御座います。お疲れ様でした」と故人をしのんだ。

 岩田社長は11日に京都市内の病院で死去した。今年6月には任天堂の公式ツイッターで「[岩田]私は、昨年6月に病気で手術をした影響で少しスリムになりました。退院後、体重はほとんど変わっておらず、この体形が維持できそうですので、公式Miiを現状に合わせることにしました」と報告していた。