ファンキー加藤(36)が俳優業にも本格進出することが26日、分かった。映画「サブイボマスク」(門馬直人監督、来年初夏公開)に主演する。全国ツアーが終了した今月上旬から演技指導を受け、ダイエットも行うなど着々と準備を進めている。

 映画は、人々のやる気を奮い立たせる「人おこし」がテーマのコメディー。寂れた地方都市の商店街を舞台に、暑苦しいほどの熱意と応援歌で、地元を再度活性化させようとする男の奮闘を描く。

 商店街でストリートライブを行う場面もあり、そこで歌う劇中歌はもちろん、主題歌も担当する。全国ツアーを行う傍ら、10曲ほど候補曲を作った。

 脚本は風間俊介の主演映画「前橋ヴィジュアル系」などの一雫ライオン氏が書き下ろしたオリジナル。撮影は来月下旬から、全面協力する大分県で約1カ月間行う。ファンキー加藤は「この世界では一番の新人俳優。謙虚につつましくいたい。毎日が勉強です」と話している。