お笑いコンビ「ハイヒール」のリンゴ(54)が16日、大阪・サンケイホールブリーゼで、故桂米朝さん追善興行となった「米朝一門会」にゲスト・トークとして出演し、米朝さんとキスした“過去”を明かした。

 リンゴは、米朝さんが出演していたテレビを見て「はなし家さんとして、というよりも、男性として格好いいと思った」と言い、一門で孫弟子だった桂南光(63)に打ち明けたところ、会食の場が持たれた。

 南光はその際に「途中、リンゴちゃんは米朝師匠のひざに座ってたし、師匠にキスしてました」と暴露。リンゴは「酔っての勢いですよ」と懸命に釈明した。

 ただ、会食して以降も一門の酒席や新年会に呼ばれることも多く、米朝さんは、リンゴをかわいがっていた。リンゴによると、あるとき、米朝さんから、相方のモモコともども、1反ずつ、浴衣用の反物をもらった。リンゴは浴衣を作ったが、なんとモモコは「ブラジャーとショートパンツにした」そうで、これを故絹子夫人に報告すると「めっちゃ怒られた」。

 なんでも、「胸のとこに『米朝』って出て、パンツも両足のとこに『米朝』って出ていて、ようできてたんですけどね…」とか。モモコ自身も米朝仕様の特製ブラジャーと、パンツにご満悦だったというが、夫人には相当に怒られた。

 リンゴは「この場を借りて、師匠に謝ります」と頭を下げていた。