国際政治学者の三浦瑠麗氏(43)が2日、X(旧ツイッター)を更新。イランで2022年に女性の権利をめぐる反政府デモに参加したとされる16歳(当時)の女性が不審死した事件を受け、私見を述べた。

BBCは1日、この女性は拘束中にイランの治安部隊に所属する男性3人に性加害を受けて殺害されたとする内部報告書を入手したと報じた。

三浦氏はBBCの報道記事を貼り付け、「彼らはなぜか、外敵でもない自国民に見せしめや懲罰を与え、死に至らしめたりするのが好きなんですよね。16歳の女の子がスカーフに反対してたから、というだけで」と言及。「結局は自分自身が最低な人間なのに。道徳、とは」と疑問を投げかけた。

続く投稿では、女性を殺害したとされる男性3人の行為について「これは性的興奮というよりは、支配に従わない女を懲罰したいという武力行使としての性的暴行であり殴打であったと考えるのが普通です」と解説。「国際紛争や内戦でレイプを手段として用いる例は多々知られています。過去に民主化運動の鎮圧でも用いられており、国際的に関与して根絶すべき主要な問題の一つです」とした。