オスカー女優のジェニファー・ローレンスが、米経済誌フォーブスが発表した「2015年度 世界一高収入の女優リスト」でトップとなった。

 SFアクション映画「ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス」(14年)などの主演で、1年間で5200万ドルを稼いだローレンスは、昨年も3400万ドルを稼ぎ、2位にランクインしている。

 2位は超大作アクション映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(15年)などの出演で、3550万ドルを稼いだスカーレット・ジョハンソン。3位は2300万ドルを稼いだTV女優、コメディアン、プロデューサーのメリッサ・マッカーシー。主演作品の「Tammy」(14年)と「スパイ」(15年)が、合わせて3億3500万ドルの世界興行収益をあげるなど、その実力を示した。4位は、アメリカではSFアクション映画「X-メン:フューチャー・アンド・パスト」(14年)への出演で知られる中国の女優ファン・ビンビン。主演映画「白髮魔女傳之明月天國 」(14年)や、化粧品会社のPR契約などで2100万ドルを稼いだ。5位は1650万ドルを稼いだジェニファー・アニストン。映画「Cake/ケーキ ~悲しみが通り過ぎるまで~」などからの収入よりも、スキンケア用品などのPR契約による収入が大きいようだ。

 全18人のリストには、6位 ジュリア・ロバーツ(1600万ドル)、7位 アンジェリーナ・ジョリー(1500万ドル)、8位 リース・ウィザースプーン(1500万ドル)、9位 アン・ハサウェイ(1200万ドル)、クリステン・スチュワート(1200万ドル)、 11位 キャメロン・ディアス(11万ドル)、 12位 グウィネス・パルトロウ(900万ドル)、13位 メリル・ストリープ、アマンダ・セイフリッド、サンドラ・ブロック(800万ドル)、16位 エマ・ストーン、ミラ・クニス(650万ドル)、18位 ナタリー・ポートマン(600万ドル)らがランクインしている。(ニューヨーク=鹿目直子)