香港の映画スター、ジャッキー・チェン(61)がプロデュースする韓国の7人組グループ、JJCC(ジェイジェイシーシー)が来春、日本デビューすることが26日までに分かった。それに先立ち、今年9月27日、東京・代々木第1体育館で開催される大型ファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」でお披露目ライブを行うことも決定。ジャッキーの秘蔵っ子たちが日本で旋風を巻き起こしそうだ。

 ジャッキーは以前から、アジアのエンターテインメント界全体を盛り上げたいと考えており、その柱としてK-POPグループを育てることを発案。JJCCをプロデュースすることになったという。数年かけてグループの方向性やメンバーの発掘、トレーニングなどプロジェクト全般に参加。ジャッキーの韓国事務所に所属していたメンバーら韓国人4人、中国人1人の計5人でJJCCを結成し昨年3月、韓国でデビュー。

 今月に入って韓国人のメンバーが2人加わって7人組になり、パワーアップ。来春、日本でCDを発売しデビューすることが決まった。すでに、韓国の人気テレビ番組で司会を務めているメンバーもいる。メンバーのエディは、日本デビューとお披露目を前に「日本でも最高のパフォーマンスをお見せします。日本のみなさんに早く会いたいです」と意気込んでいる。関係者は「日本でデビューする前に、TGCで韓流グループがお披露目ライブを行うことは異例」と話す。

 7人はジャッキーを父や兄のように尊敬し、慕っており団結力は抜群。今年12月か来年1月ごろ、CDデビューの前に、日本でライブをする計画も進んでいるという。

 ◆JJCC(ジェイジェイシーシー) 「Jackie Chan Joint Culture」の頭文字を組み合わせた名。韓国人6人と中国人1人からなる。全員20代前半。イコ、ユル、プリンスマック(オーストラリア系中国人)、エディ、サンチョン、ジカ、シムバ。それぞれがボーカル、ラップ、ダンスなどを担当する。14年3月、5人組として「At First」で韓国デビュー。今月からユル、ジカが加わり7人組に。