スキージャンプのソチ五輪銀メダリスト葛西紀明(43)とお笑い芸人キンタロー。(33)が11日、東京・品川区立上神明小で、トマトの魅力を教える特別授業を行った。

 授業は創業180周年のタキイ種苗が2年前から全国の小学校で開催。今年は同社のトップブランド「桃太郎トマト」の誕生30周年の節目で、葛西が校長、キンタロー。が教頭として、20人の5年生に熱弁をふるった。

 葛西が生まれ育った北海道の下川町はトマト産地として有名。子どものころから大好きで、「トマトに含まれるビタミンB1やクエン酸は疲れを取る効果がある」と、トップアスリートらしく説明した。

 14年2月に結婚した怜奈(れいな)さんの手料理にもトマトは必須だという。「100%に近いくらい入っている。スープが1番おいしい」と笑顔を見せ、「愛を感じております」とのろけた。3年後、韓国(平昌)で行われる予定の冬季五輪への出場にも「まだ持っていない金メダルを目指す」と意欲満々だった。

 授業後の会見では「緊張した。汗だくでした」と振り返り、自己採点は「50点か60点」。これを聞いたキンタロー。は「自分に厳しい人だから…。私からみたら200点です。K点越えです」と太鼓判を押した。

 婚活中のキンタロー。は、「なかなか(男性が)つれない」と成果がイマイチだという。男心は胃袋からつかめとばかりに、今後は得意の料理にトマトを活用し、「女子力をアップして頑張ります」と誓った。