先月28日に女優吹石一恵(33)と結婚した歌手で俳優の福山雅治(46)が、4日放送のTOKYO FM「福山雅治のSUZUKI トーキング F.M.」(日曜午後4時)で、初めて肉声で結婚を報告をした。「リスナーの皆さまにご報告でございます。私福山雅治、先月28日、結婚いたしました。ありがとうございます」。番組冒頭から切り出し、「こんなに報道されるとは思いませんでした。ここまでとは…」と心境も明かした。

 潔癖で、警戒心が強く、デビュー以来25年間、決定的な交際報道はなかった。この日も「絶対に口を割らない」と断言し、自称「(所属事務所)アミューズのハマグリ」。吹石との結婚についても、米映画「オーシャンズ11」に例えた徹底した「情報管理」があったことも明かした。「会社(アミューズ)でも、ごくごく限られた人しか知らなかった。『オーシャンズ11』みたいな。いや、最初は11人もいなかったから、『ゴレンジャー』並みだね」。管理の名残か、番組内で「吹石一恵」の名を出すことも一切なかった。

 結婚から1週間は、番組収録や、年末のコンサートの打ち合わせなど、国内で仕事に臨んだという。「今までのどんな仕事より、各媒体に取り上げていただいた。だから逆に、これからこれを超えるような仕事をやらなきゃダメだなって思っちゃった。人生が終わった時に、一番がこれ(結婚報道)だったら、悔しいですよ」。

 独身を卒業しても、福山の挑戦は続く。