女優・歌手のセレーナ・ゴメス(23)が、ループスという疾患にかかり、化学療法を受けていたことを告白した。

 セレーナは以前からループスと診断されたことが伝えられ、それが原因と思われる体調不良で2014年の来日公演がキャンセルになっていたことがあった。そんなセレーナが音楽誌「ビルボード」に「私はループスと診断されて、化学療法を受けてきたの。それが私が休止していた本当の理由よ。発作が起きてもおかしくなかったわ」と話した。セレーナはスポットライトから離れている間にメディアからさまざまな噂をされて辛い思いをしていたという。彼女は「言いたくてしょうがなかったわ。『あなたたちは何も分からないでしょうね。私は化学療法を受けているの。嫌なやつ』って。自分に自信ができて、心地良いと感じるまで閉じこもっていたわ」と明かした。

 さらに「私はみんなにクソ親切で、みんな私にいじわるよ。私は7歳から働いているわ。17歳からユニセフのアンバサダーなの。自分がタブロイドのネタになるなんて残念だわ」「その嫌悪で(アルバムを作る)モチベーションが上がったの」と話している。

 ループスというのは全身性エリテマトーデスとも言われている自己免疫疾患とのこと、日本語では狼瘡(ロウソウ)と呼ばれているという。歌手のシールが子供の頃に円板状エリテマトーデスと診断され、顔に大きな傷を残すことになってしまった。

 2013年の「スターズ・ダンス」ぶりに現地時間9日に新アルバム「REVIVAL」をリリースする予定のセレーナ。さまざまなことを乗り越えたセレーナの思いが詰まったアルバムのようだ。【ハリウッドニュース編集部】