サンドラ・ブロック(51)が、ルイジアナ州の孤児院から3歳半の女児リラを養女に迎えたことを、米ピープル誌最新号に明かした。

 ブロックは同誌インタビューで、「リラを見ると、彼女は最初からここにいるべきだったのだと確信します。まさにピッタリの子供たちが、完璧なタイミングでやって来たんです」と語った。

 ブロックは10年に男児ルイス(5)をニューオーリンズから養子に迎えているが、3年前に2人目の養子縁組の手続きを開始。しかし、リラのプライバシー保護のため、縁組については極秘にしようと最大限の努力を払ってきたことも告白した。

 表紙では、ブロックがリラを抱き、ルイスが後ろからブロックに抱きついている写真が公開されている。写真はブロックが交際中のフォトグラファー、ブライアン・ランダール氏撮影によるもので、リラは後ろ向きになっており、顔は明かされていない。

 ブロックは、「ルイスが、リラの養子縁組を先頭に立って助けてくれた」と語っており、2人は兄妹としてすでに強い絆で結ばれているという。リラのプライバシーと安全を守るため、マスコミの過剰な関心から逃れようと、養子縁組については極秘にしていたが、パパラッチにリラの写真を撮られ、世界中のメディアに売られそうになったこともあったという。

 弁護士に依頼し、事なきを得たというブロックは、「孤児たちのほとんどが悲劇的な状況のもと、孤児院に入っている。私の仕事のせいで、彼女にそれ以上の害を与えたくなかった」と語っている。(ニューヨーク=鹿目直子)