タモリ(70)と笑福亭鶴瓶(63)によるNHK人気2番組がコラボし、堺雅人(42)と来年の大河ドラマ「真田丸」ゆかりの地をめぐる「ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 真田丸スペシャル」(1月2日午後7時半放送)の取材会が13日、東京・渋谷の同局で行われた。

 3人は長野県上田市を旅した。上田駅から上田城までは3人で行動し、その後タモリは歴史や地質、地形に注目しながら、鶴瓶は人との出会いを探して旅し、堺がそれぞれに合流した。

 ロケを振り返ったタモリは「番組としては両極端。駅前で(鶴瓶と)会って話が合わないなと思った」と言えば、鶴瓶も「水と油。僕は歴史より、今生きてる人の方が大事。どっかにおばちゃんおらへんかなーと思って」と笑わせた。しかし、互いの番組は見ているそうで、タモリは「その時間にテレビの前にいたら見る。互いにできないと思っている」と、尊敬を口にした。

 堺は「これほど豪華な旅はない。個人的には歴史に興味があるので『ブラタモリ』寄りですが、目の前にある生の方と触れ合いなさいと鶴瓶さんに教えてもらった」と両番組の良さを語った。【小林千穂】