世界同時公開された米映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(J・J・エイブラムス監督)の、初回上映が18日午後8時45分に全国各劇場で終了した。

 東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、全9スクリーンで上映され、約800人の観客が興奮気味に会場を後にした。

 20代の男性が「ヤバかった!!」と絶叫すれば、30代の女性は感極まって涙を流した。「感無量」「待っていたかいがあった」「(続編が)1年半後なんて、待てない」など、10年ぶりの新作を見た感動の言葉が劇場の外で飛び交った。議論し合う、男女のグループもいた。

 観客の多くが、77年「-エピソード4/新たなる希望」にオマージュをささげるシーン、せりふが多いことを喜んだ。21歳の女性は「私は『エピソード4』公開時には生まれていません。でも、私と同年代の人で『エピソード4』の映像が古くて…と言う人がいたら、『-フォースの覚醒』を見たら、きっといいと感じてもらえると思う」と熱く語った。

 この日、TOHOシネマズ六本木ヒルズは、午後6時半開始の初回上映から翌19日朝6時台までオールナイトで、全9スクリーンで28回の上映が行われる。またTOHOシネマズ新宿では、19日朝7時から翌20日朝6時台まで、9スクリーンで52回、上映されるという。