TOKIO長瀬智也(37)が13日、主演映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(2月6日公開、宮藤官九郎監督)のレッドカーペットイベントに出席した。

 ジャニーズ事務所の先輩グループで、日刊スポーツが解散を報じたSMAPについて、レッドカーペットでは触れることはなく、「見た方に何かが届いたらと思う。何も考えずに(映画の舞台の)地獄の時間を楽しんで」と呼び掛けた。

 その後、行われた舞台あいさつでも、長瀬は騒動について語らず、座長として映画のPRに徹した。地獄の高校が舞台で、長瀬は教師でバンドのギター兼ボーカルという役どころ。「(配役が)僕じゃなかったら、やきもちを焼いてましたよ」と、宮藤監督に感謝していた。

 桐谷健太が話す場面では、突然ボイスパーカッションを始め、桐谷にフリーラップを歌うようむちゃぶりした。桐谷が「これこそ地獄」と冷や汗をぬぐいながら無難に歌いきると、気を良くした長瀬は尾野真千子にも同じようにボイスパーカッションでラップを促した。尾野から「何やらすねん!」と一蹴されると、うれしそうに笑った。

 神木隆之介は、キスもしたことがないまま事故死し、地獄に落ちる高校生を演じている。「はちゃめちゃだけど、心温まるすてきなストーリーです」。今年、成人を迎えた森川葵は、映画のタイトルにかけて「若くして死なないように頑張って生きます」と抱負を語った。ほか森川葵、清野菜名、宮藤監督が出席した。