モデル押切もえ(36)が、プロ野球ロッテの涌井秀章投手(29)と真剣交際していることが16日、分かった。押切の所属事務所がこの日、交際を認めた。前日15日に、都内でイベントに出席した押切が「両思いの人がいます」と交際宣言していたが、相手は昨年パ・リーグ最多勝のロッテのエースだった。現在交際5カ月で、人気モデルと球界のエースのカップルに注目が集まりそうだ。

 トップモデルと球界のエースという大物カップルのホットな交際が明らかになった。押切は前日15日に出席したCMの発表会で「両思いの人がいます」と、関係者も驚いたほどの突然の交際宣言をしていた。相手については「まだ私からは黙っておきます」と明かさなかったが、押切の、抑えきれないほどの涌井への思いが、宣言につながっていたようだ。

 押切の所属事務所によると出会いは13年の冬。共通の知人の紹介で知り合ったが、その後はたまに会う程度の友人関係が続いていた。当初は涌井からの積極的なアプローチに押切も「野球選手とは…」と一定の距離を置いていたというが、徐々に距離を縮めていったという。お互い千葉出身で押切が14年8月8日の西武戦(QVCマリン)で始球式を務めた際、試合前に涌井が投げ方を直接指導したこともあった。

 昨年9月から交際に発展し、静かに愛を育んできた。押切は、当初から一部の事務所関係者に交際を報告。現在一緒に暮らしてはいないというが、最近の押切のブログでは、自らの手料理写真を多くアップするなど涌井を支えていることもうかがえる。今月15日の発表会では「今は恋愛していて幸せ。それが続けば結婚もあると思います」と結婚についても、前向きな姿勢を見せていた。

 押切は過去に、元巨人野間口貴彦氏(32)と05年から約4年間交際していたが09年に破局。その後は目立った交際報道などもなく、イベントなどで恋愛や結婚について問われても、片思いばかりであることを明かしていた。一方の涌井も、11年にはフリーアナウンサー杉崎美香(37)との交際も報じられたが、同年に破局。現在まで独身だ。

 押切は涌井について、周囲に「意外と誠実なところがいい」と話しているといい、今後の展開からも目が離せなくなりそうだ。

 ◆押切(おしきり)もえ 1979年(昭54)12月29日、千葉県生まれ。96年にティーン誌の読者モデル。01年「CanCam」の専属モデル、07年から「AneCan」専属モデル。13年には「浅き夢見し」で小説家デビュー。昨年の「二科展」で、絵画部門の初出展初入選を果たすなど、活動も多岐にわたる。169センチ、B82-W56-H84センチ。血液型A。

 ◆涌井秀章(わくい・ひであき)1986年(昭61)6月21日、千葉県生まれ。横浜高2年春に1学年上の成瀬(現ヤクルト)らとセンバツ準V。04年ドラフト1巡目で西武入団。14年にFAでロッテに移籍。最多勝利3度(07、09、15年)沢村賞(09年)ゴールデングラブ賞3度(09、10、15年)。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。185センチ、85キロ。右投げ右打ち。