舞台「イニシュマン島のビリー」(3月25日~4月10日、東京・世田谷パブリックシアター)の制作発表会見が21日、都内で行われた。

 1930年代、アイルランドの島を舞台にした作品で、主演の古川雄輝(28)は、ハリウッド映画デビューを目指す17歳のビリーを演じる。英語が堪能な古川は「海外の仕事に関わっていきたい。ビリーのようにハリウッドで仕事ができたらと思っています」。

 島のうわさ話やニュースを集めて回る男を演じる山西惇(53)は最近のニュースを聞かれると、「昨日2歳の娘が、マック行くよと言われて『わーい、マック、マック!』と大喜びして壁に激突して、おでこを4針縫った」と明かして笑わせた。ほかに鈴木杏、柄本時生、江波杏子、演出の森新太郎氏が出席。