ロック歌手の内田裕也(76)が、矢沢永吉(66)との間に噂される過去の“大ゲンカ”の真相を明かした。

 「内田が矢沢をボコボコにした」などといううわさ話はかねてよりファンの間で都市伝説のように語り継がれている。内田は11日放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう」にゲスト出演した際にその真相を尋ねられた。

 内田は、矢沢のバンド「キャロル」がまだ駆け出しの頃に、人を介して「会いたい」と伝えてきた矢沢らと会うことになったという。矢沢からは「僕らを男にしてください」とどうやらプロデュースの依頼があったようだ。

 しかしその後、キャロルは別の人物とタッグを組むことに。内田は「冗談じゃねぇよ、お前らが『ヨロシク』って来たんだろ」と怒り、矢沢を殴ってやろうと焼肉屋に呼びつけたという。しかし矢沢は内田の前で正座し「自分が悪いので、1発もらえますか」と殴られる覚悟で詫びを入れたそうだ。その姿に内田は「ここで『負けた』と思ったね。『こいつイケるな、大スターになるな』って」と振り返った。