小泉今日子(50)が、舞台「日の本一の大悪党」(6月9~19日、東京・本多劇場ほか)で、演出・プロデュースに初挑戦することが15日、分かった。

 これまで、数多くのドラマ、映画、舞台に出演してきた小泉が、50歳を迎え、新たな挑戦を始める。「残された時間の中で何が出来るのか? が今の人生のテーマ。少なくともあと10年はアクティブに攻めの姿勢で生きたい」と、自身が企画制作するプロジェクト「明後日」を立ち上げ。今作では演出をはじめ、配役から細かい舞台設定までを企画プロデュースする。

 同作は、「四谷怪談」をモチーフにした恋愛悲劇。14年に小泉が出演し、脚本協力した舞台「フタゴの女」でタッグを組んだ竹田新(女優山野海)が脚本を担当し、主演の民谷伊右衛門役には「今までとはちょっと違う伊右衛門を」(小泉)と、俳優安田顕(42)を起用。安田も「ふんどし締めて挑ませていただきます」と気合十分で、小泉もお岩役として出演する。

 今後も、舞台や映像、音楽、出版とジャンルを問わない企画を計画中といい「遠い未来ではなく、明後日くらいの未来を目指して、仲間たちと一緒に何が出来るか模索していきます」。新境地を見せるキョンキョンにさらなる注目が集まりそうだ。