女優綾瀬はるか(31)主演のNHK大河ファンタジードラマ「精霊の守り人 シーズン2」(来年1月放送開始)の新キャスト発表会見が8日、東京・渋谷のNHKで行われ、真木よう子(33)が衝撃告白で驚かせた。

 呪術師シハナを演じる真木は、ディーン・フジオカ(35)演じるイーハンに好意を抱く役どころ。ところが真木は、「私用で日本にいなくて、ディーン・フジオカさんのことを存じ上げなくて。『好意』って書いてありますよね。(好意)…なぁ…って(笑い)」と正直に告白した。3月に終了した連続テレビ小説「あさが来た」で大ブレークしたことを聞くと、「そうなんですね。そうなんですね。現場に入ってからという感じです」と返答に困っていた。

 壇蜜(35)演じるトリーシアが、イーハンの元恋人という設定。大人の色気漂う3人の関係性にも注目だ。壇蜜は「台本を見た限り、3行ぐらい何かがあった。ただ、(行間に)含まれているような台本だったので、後々にいろいろあるのかどうか、私にも分からない。申し訳ない。とりあえず『見つめ合う』とは書いてありました」と説明した。ディーンのフィーバーぶりはもちろん知っており、「お会いしたことがないので、実際にいる人なんだなと、肉眼で確認したい」と独特の言い回しで笑わせていた。

 ディーンの起用について、海辺潔制作統括は「あさが来た」での登場前から声をかけていたという。「『あさが来た』がオンエアされたら、手が届かない存在になる。マネジャーさんに『早く(オファーの)返事をくれ』と言っていた」。ディーンがこの日、会見を欠席したことについては、「別のお仕事のはず。お忙しい方なので…」と説明した。