NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の8日の平均視聴率が22・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが9日わかった。

 先週最後の回の6日が23・4%で5週30回連続視聴率20%超えという絶好調だが、6週目も20%超えで快調にスタートを切った。これまでの最高は、4月27日の24・6%。同26日の回が20・7%と自己最低タイだった。

 8日の回は、仕出し屋「森田屋」の一家とも仲良くなった小橋一家。周囲は、母君子(木村多江)と「青柳商店」の大女将の祖母滝子(大地真央)の“絶縁状態”が直らないものか、とやきもきする。だが、君子は無理だという。

 そんな時常子(高畑充希)は、森田屋の大女将まつ(秋野暢子)と滝子の口げんかの場面に遭遇する。いつものようにやりあった後、番頭の隈井栄太郎(片岡鶴太郎)と滝子の会話から、常子らの学費を支払っていたのは滝子だったことを知ってしまった。隈井から借りていたと思っていた学費を実は祖母が支援していたことを知り、母に言うべきか迷う常子、という回だった。