美容クリニックで治療をしたように装って診療報酬をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた医師脇坂英理子被告(37)は11日、東京地裁(林直弘裁判官)の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 脇坂被告はタレントとしてテレビのバラエティー番組に出演し、派手な生活ぶりが紹介されていた。

 起訴状によると、会社役員早川和男被告(39=同罪で公判中)らと共謀、2012年11月~14年10月、千葉県船橋市の「Ricoクリニック」などで患者に治療したように装い、診療報酬計約154万円をだまし取ったとされる。