次期NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(10月3日スタート)でヒロインを演じる芳根京子(19)が11日、ドラマの舞台となる神戸市を訪ね、井戸敏三兵庫県知事(70)を表敬訪問した。

 収録開始を今月下旬に控え、芳根はすでに神戸市内の散策もしたという。東京都出身のため「関西弁の指導を受けています。役との二人三脚で、すてきな作品にしたい」と意欲的。井戸知事には「神戸らしいハイカラさが出る番組に」と激励された。

 「祖母に習っていた」という裁縫の練習も順調で「赤ちゃんの肌着も作った」と芳根。知事に全力投球を約束した。

 ドラマは、子供服専門店「ファミリア」を創業した坂野惇子さんをモデルに、戦前から戦後の高度成長期を生き抜くヒロインの姿を描く。