お笑い芸人の有吉弘行(41)が、旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が企画していた海外旅行に現役女子大生が隣に座って同行するというキャンペーンが「セクハラ」との批判を受けて中止となった件について「何もダメになる」と嘆いた。

 この企画は、抽選で選ばれた5組の海外旅行客が航空機に搭乗する際に、写真誌「東大美女図鑑」のモデルとなった現役女子学生がそれぞれ1人同行するというもの。しかしキャンペーン発表直後からネット上では批判する書き込みが相次ぎ、同社は中止を決定した。

 有吉は15日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で、「これはまあぁ、女の子が自分で『やりたいです』って言ってるんでしょ? でもダメだって?」と首を傾げ、「そろそろキャバクラもダメ、クラブもダメ、家庭教師もダメ、教師もダメ、もう何でもダメになる。全部そうだよ」と持論を展開して嘆いた。

 こうした現状に、有吉は「こういう時は、そっち側に乗っかるのが一番ですよ。不倫、絶対にダメ。東大美女キャンペーン、絶対にダメ。モノ言う方に肩入れしとけば楽だから、今の世の中」と諦観の境地。「そんな世の中、嫌ですけど……セクハラ、絶対にやめてくださーい」とうそぶいた。