俳優の坂上忍(48)が、舛添要一東京都知事が政治資金の公私混同問題を釈明した会見に納得がいかず、「ベッキーちゃんの爪の垢でも」と批判した。

 舛添知事は新たに、政治資金を使いヤフーオークション(ヤフオク)で絵画を購入した疑惑が掛けられている。舛添氏は13日の会見で「世界の人と会談する際、書や浮世絵をツールとしている」と釈明していた。

 16日のフジテレビ系「バイキング」から「直撃LIVE グッディ!」へつながる中継で、「グッディ!」司会の安藤優子キャスターは、「国際交流って言われても、どうやって国際交流に絵を使うの?って感じた。簡単な言葉で言えば『わけわかんない』」と疑問を示した。

 坂上は、舛添知事の会見の同日にタレントのベッキーが不倫騒動を謝罪した番組が放送されたことから、「視聴者の方々は(舛添知事と)ベッキーちゃんと比較して見る」とし、「ベッキーちゃんの爪の垢でも。いい大人なんだから」と世論を代弁した。

 また、会見時の舛添知事について「『精査する』とおっしゃってたけど、弁護士さん的な『これは法的には大丈夫だからちょっと強気になっても大丈夫』みたいな」態度だったと私見を述べ、「視聴者はもっと大事なところを見てるので、そこに気づかれないのはちょっと……びっくりしました」とコメントした。