嵐の大野智(35)が、「忍びの国」(中村義洋監督、来年夏公開)で映画としては初めて時代劇に主演、伊賀一の忍者を演じることが30日、分かった。

 「のぼうの城」などで知られる和田竜氏の同名小説が原作。同氏は脚本も担当する。7月にクランクイン、10月撮了予定。

 ◆「忍びの国」 舞台は戦国の世。織田信長の次男信雄(のぶかつ)は、伊賀攻略を狙っていた。無門は伊賀一の忍びと呼ばれているが、無類の怠け者。伊賀と侍の戦いには興味はなく、女房のお国に稼ぎの少なさを責められる毎日だった。しかし、戦いが始まると、図らずして無門も巻き込まれていく。1578年と、1581年に起こった天正伊賀の乱が背景。