ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(43)が15日、自身の公式サイトなどで、政治資金流用問題などで同日、辞表を提出した舛添要一東京都知事(67)に対し、持論をつづった。

 「週刊誌は政治家のスキャンダルはせっせと貯めておいて部数捌くために絶頂のタイミングで放出します。国民の為ではない。セコイ金への変な嫉妬感情で桁違いの金を無駄遣いして恐らくもっと微妙な政治家を選ぶってブラックジョークでしかないよほんとに。『庶民』の皆さんは都知事の給料が高いと思ってるみたいだけど、都政を任せられるような人は民間企業で一桁はちがう給料貰えて馬鹿の相手もしなくていい。叩かれることもない。無私の奉仕精神がないと都知事なんか馬鹿馬鹿しくてやってられません。俺だってやだもん。」(原文のまま)

 堀江氏は、「週刊文春」が舛添都知事の公用車による別荘地通いなどを報じたことをはじめ、週刊誌の報道に対し疑問を呈した上で、舛添都知事の後任を選ぶ都知事選挙にも疑問を呈した。さらに、都知事の仕事が、多くの犠牲を払うものだと持論を展開した。

 堀江氏はこれまで、ツイッターなどで、舛添東京都知事が政治資金を私的に利用したことについて「セコビッチ」と批判しつつも、「舛添さんを擁護してんじゃなく、辞任して選挙しても次はもっとトータルで都民のためにならない政治家が当選する確率が高いと思ってるんで、今回のケースはこのくらいにしてやったらどうって提案してるだけ」などと主張してきた。