NHKリオ五輪現地キャスター発表会が22日、同局で行われ、開会式(8月6日午前7時半から)を担当する阿部渉アナウンサー(48)が「開会式の翌日に即帰国」の現実を明かした。

 開会式担当はソチ五輪に続き2回目。阿部アナは「開会式の担当アナは、終わるとすぐ帰るという都市伝説がある。ソチの時も即帰国でした。今回も予定表を見たら、翌日即帰国になっていた」と苦笑い。事前準備のため1週間前から現地入りするが、競技は見られないのだとう。「上司へ文句は言いましたけど、『帰ってきてすぐ仕事しなさい』と言われました」と笑い「開会式一本勝負で頑張ります!」と元気にガッツポーズした。

 会見には、森花子(31)三瓶宏志(47)杉浦友紀(33)の各アナも出席し、抱負を語った。杉浦アナは「中継番組担当には沢田彩香アナ、上原光紀アナらもいる。私が一番おばちゃんなので、体力勝負で頑張ります」。杉浦アナは閉会式も担当。舛添要一都知事が「どうしても出たい」と執念をみせたフラッグハンドオーバーセレモニー(旗の伝達式典)も中継する。「どなたかは分かりませんが、きちんとお伝えできるように」と意気込みを語った。