テレビ朝日の角南(すなみ)源五社長(59)は5日、都内で定例会見を開き、女優高島礼子(51)主演の連続ドラマ「女たちの特捜最前線」(木曜午後8時)を予定通り21日から放送することを明言した。夫の元俳優高知東生容疑者(51)が覚せい剤取締法違反などの容疑で逮捕された後、先月30日に初めて行った高島の会見を角南社長は「立派な会見だったと思う。真摯(しんし)に答えている。そうした中、仕事は仕事でドラマの撮影をきちっとやられている」。亀山慶二常務は「撮影スケジュールは従来通り。スポンサーについては問題ない」。降板については「そういう形は1つも考えていない」と説明した。

 先月29日に就任したばかりの角南社長は、自身の3つの抱負を発表。「<1>時代の変化に敏感でありたい<2>常に挑戦者であり続けたい<3>注力すべきミッションはインターネット」と話し、ネット社会に対応したコンテンツ作りを掲げた。