女優室井滋(57)、とんねるず木梨憲武(54)らが6日、東京・日本橋三井タワーで行われた映画「ファインディング・ドリー」七夕プレミアに出席した。

 同作は03年に大ヒットした映画「ファインディング・ニモ」の1年後の世界を描く続編。出演者それぞれが夏らしく浴衣や甚平姿で出席し、映画の魅力を語った。

 日本語版で主役のドリーを演じた室井は「もうすぐ選挙です。選挙も大事ですが、投票の後はドリーと思っていただけたら。この夏、寂しくてもんもんとしているおじさま方に見てもらいたいと思います」とアピールした。

 木梨は「ものすごい長い間編集をしたという海の中の世界。これは間違いなく見た方がいいと思いました」と話した。

 この日は、日本橋三井ホールで8日から開催するアートアクアリウム誕生10周年記念祭 ECO EDO日本橋「アートアクアリウム2016」の総合プロデューサーで、アートアクアリウムアーティストの木村英智氏(44)も登壇。同展では映画とコラボし、主人公ドリーのモデルとなったナンヨウハギや、前作の主人公ニモのモデルとなったカクレクマノミなどを使った展示を行う。

 木村氏は海水生の観賞魚を養殖にする生態系保全活動も行っており「今回のアクアリウムの魚は養殖魚を使っています。自分の活動が前作で注目され、世界的にそういう動きが「ニモ」によって行われたと思います。ターニングポイントとなった作品の続編に再び関わることができて光栄です」と話した。この日は上川隆也、中村アン、日本版海洋生物監修のさかなクンも登壇した。