先週末、ロシア人実業家の婚約者エゴール・タラバソフ(23)と自宅で大喧嘩した上、警察沙汰になったと報じられたリンジー・ローハン(30)。

 ローハンと親しい友人が米国時間の26日、ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙に、ローハンが携帯メールで打ち明けた話として、「彼は彼女に、”もし自分のもとを去れば、ロシア人たちがお前の顔に酸をぶちまけるだろう”と言った」と語ったという。

 英サン紙は24日、ローハンがロンドン市内の自宅のバルコニーで、「彼が私の首を絞めた。殺そうとしたのよ。あなたとは終わりよ。もう愛してない」などと泣き叫んでいる姿が映っているビデオを公開。警察が現場に駆けつけてみると、2人の姿はすでになかったと報じられた。

 ローハンの友人はニューズ紙に、「彼女がこんな目に遭っているのを見るのは辛い。彼が彼女の首を絞めて、顔に酸をかけると脅したなら、あまりにも行き過ぎだ。彼女は非常に怒っているが、無事であり、今はそのことが最も大切なことだ」と語っている。

 ローハンは26日、インスタグラムで470万人のフォロワーたちに向けてメッセージ。「私は元気よ。私的なことをさらけ出してごめんなさい。恐れと悲しみから、行動していたみたい。皆、過ちを犯すものだけど、私のは常に公になってしまう。皆さんを混乱させる意図はなかった。いろんなことが修復できるかもしれないし、ダメかもしれない。私は、修復できることを願っている」としている。

 タラバソフは26日、母親と共にローハン宅から荷物を運び出している姿を目撃された。ローハンの父マイケル・ローハン氏はタラバソフに携帯メールで、「お前は娘を脅したり、手をあげた。彼女にもしものことがあれば、隠れる場所はないだろう」などの一連のメッセージを送ったと米情報サイトTMZなどが報じた。

 ローハンは、タラバソフと昨年末より交際をスタート。4月には婚約したと報じられた。(ニューヨーク=鹿目直子)