ディズニー映画「ジャングルブック」(8月11日公開、ジョン・ファブロー監督)のジャパンプレミアが27日、東京・銀座の歌舞伎座で行われ、胆のう炎で休養していた俳優西田敏行(68)が出席した。5月に腹腔(ふくくう)鏡手術を受けて入院生活を送っていたが、6月に退院。同24日放送の「探偵! ナイトスクープ」(朝日放送)で仕事に復帰していた。西田が仕事復帰後、公の場に出てくるのは初めて。

 この日は右手でつえをついてレッドカーペットに現れ、少しよろめきながらも笑顔でイベントに臨んだ。報道陣から「体調は大丈夫ですか? 万全ですか?」と問いかけられると、西田は「大丈夫。万全です」と笑顔を見せた。歌舞伎の聖地でのイベントに、「歌舞伎座でディズニーワールドを味わえる。日本でしか味わえない世界だからすごいですよね」と興奮気味だった。

 西田は2月に自宅のベッドから転落し、頸椎(けいつい)亜脱臼で車いす生活を送るなど、今年に入ってトラブルが続いていた。