関ジャニ∞が28日、新潟・朱鷺メッセで、全国ツアー「関ジャニ∞リサイタル」の千秋楽公演を行い、今冬の5大ドームツアー開催を発表した。ジャニーズ事務所屈指の人気グループが、多忙な冬を迎える。

 ライブ中盤のトークで、村上信五(34)が「今年の冬、5大ドームツアーが決まりました!」と叫んだ。ファン1万1000人が大喜びで跳びはねる中、大倉忠義(31)も「皆さん、お待ちしています!」と笑顔でアピールした。

 5大ドームツアーは4年連続5回目。全14公演で、65万人を動員予定だ。これまでジャニーズの他グループで5大ドームツアーを開催したのはSMAP、KinKi Kids、嵐の3組だけ。4年連続開催は、嵐に続いて2組目。村上は「バンド演奏してダンスも踊ったり、僕たちにしかできないことを掘り下げて、いきたい」。錦戸亮(31)も「今年はツアー前にアルバムを発売しないので、逆に何かにとらわれずにやりたい放題できると思ってます」と意気込んだ。

 嵐も11月から5年連続の5大ドームツアー(全18公演)を控えており、2つの人気グループがドームを行き交う冬となる。CDの売り上げやライブ動員数でも、関ジャニ∞は嵐に次ぐ数字を残しており、今年12月31日にSMAPが解散した後は、この2組がジャニーズをリードしていくことになりそうだ。丸山隆平(32)は「SMAPさんは憧れの存在ですし、超える、超えないって話ではないと思うんですけど、ずっと追いかけながら頑張っていきたいと思います」と言葉に力を込めた。【横山慧】