歌手中森明菜(51)が7年ぶりに開催するディナーショーの追加公演がこのほど、決まった。全国7都市7公演のチケットが完売したことから、急きょ、東京、大阪、名古屋で追加公演が決定。これで計10公演となる。生ステージを見たいというファンからの声援に明菜も「ステージで精いっぱい応えていきたい」と意欲を見せている。

 明菜は、10年秋にストレスによる免疫力低下で体調を崩し、その暮れに予定していたディナーショーを中止した。14年の「NHK紅白歌合戦」の出演で復帰し、アルバム制作に重点を置く活動で体調を整え、本格的な復帰を目指してきた。

 “復活ディナーショー”は、12月4日のヒルトン東京お台場からスタート。4万3000円から4万5000円のチケットは発売と同時に即日完売した。しかも、ホテルや事務所には問い合わせが殺到し、「追加公演が決定した」という。追加公演は、12月16日のヒルトン東京お台場のほか、26日のウェスティンナゴヤキャッスル、29日のハイアットリージェンシー大阪の3会場。

 また、カバーアルバムとクリスマス版アナログ・レコードの内容も決まった。11月30日に発売されるカバーアルバム「Belie」は、「ステキな恋の忘れ方」(薬師丸ひろ子)「サウダージ」(ポルノグラフィティ)など全10曲を収録。12月21日に発売するCD&アナログ・カバーアルバム「Belie+Vampire」は、完全生産限定のクリスマス版で「どうにもとまらない」(山本リンダ)「あゝ無情」(アン・ルイス)「ダンシングオールナイト」(もんたよしのり)などを収録する。