米女優アンジェリーナ・ジョリー(41)と6人の子供たちが18日、離婚調停中の俳優ブラッド・ピット(52)の虐待疑惑について米連邦捜査局(FBI)から事情聴取されたことが明らかになった。

 米Usウィークリー誌が報じたもので、先月19日に離婚を申請した直後から移り住んでいるロサンゼルス郊外の自宅で、離婚の引き金になったと伝えられるプライベートジェット機内での長男マドックス君(15)への暴力疑惑について約3時間に渡って話を聞かれたという。FBIは先週、ピットの虐待に関する調査はこれ以上行わないと報道されていたが、実際には捜査すべき事案かどうか証拠集めを続行していたようだ。

 20日までの期限付きでジョリーが一時的な親権を持ち、ピットは面会権を得ることで2人は合意しているが、その後の親権問題については協議をしているものの今だに進展がないと言われている。単独親権を求めるジョリーに対し、ピットは共同親権を主張しており、FBIの調査結果も今後の親権問題に大きく影響を与えることになりそうだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)