俳優高橋克典(51)が20日、都内のNHKで、主演するBSプレミアム時代劇「子連れ信兵衛2」(11月11日スタート、金曜午後8時)の会見に出席した。

 子育てに奮闘しながら剣の腕を生かし、市中の問題を解決する浪人を描く。昨秋放送された作品の第2弾。

 高橋は1歳の赤ちゃんとの共演に「現場は大変でした。ほとんど泣いています。全員であやしていました。大泣きすると止めさせてくれると悪知恵がついてました。僕も子育てしていますが、していなかったらぶち切れていた局面が何度もありました」と苦労を紹介した。会見には小島梨里杏、黒谷友香も出席した。

 一方、中学、高校時代にラグビー経験のある高橋は、会見後、元日本代表主将で、代表監督も務め、53歳で亡くなった平尾誠二氏に哀悼の意を示した。「日本ラグビーの力と信頼のラガーマンの象徴みたいな人でした。年も近いので非常にショックです。19年のW杯を前にして残念です。天から次の世代のラグビーを見守って力を与えてほしい。僕にとっては雲の上の人でした。03年のW杯でテレビ東京で司会をやった時、解説者が平尾さんでした。その時も大スターだったので緊張しました。彼は常にキャプテン。僕がラグビー経験者ということでかわいがってくれました。男っぽい人で永遠の憧れの人ですね。ご冥福をお祈りします」と語った。