女優高畑充希(24)が28日、誕生日とクリスマスはともに公演が入っていて地方で迎えることになるため、事務所の陰謀? を訴えた。

 この日は大阪市内で共演の門脇麦(24)とともに、ミュージカル「わたしは真悟」の京都公演(12月23~25日、ロームシアター京都)の取材会を行った。クリスマス時期の公演であることに加え、高畑は「私の場合は誕生日(12月14日)も地方なんで、事務所の陰謀かなと思います」といたずらっぽく笑った。

 同ミュージカルの富山公演が、誕生日翌日の12月15日に予定されている。誕生日もクリスマスも公演準備や公演でつぶれそうで高畑は苦笑い。それでも、門脇と見つめ合い「だから(京都では)盛大にクリスマスパーティーをやると思います。一番忘れないクリスマスになると思います」と笑みを見せた。

 今作は漫画家楳図かずお氏の名作を、92年アルベールビル冬季五輪で開会式と閉会式の演出を手掛けたフィリップ・ドゥクフレ氏の演出・振り付けでミュージカル化した話題作。小学生男女の命がけの逃避行を描く。

 高畑は少女、門脇が少年を演じ、子どもながらに深く愛を感じ合う設定になっている。高畑は「子どもと大人のギリギリを走っているような…。私の中では『子ども』と『愛し合う』って矛盾しているので、考えながら稽古をしています」。

 一方の門脇は、原作を読み「いい意味でカオス! すごい」と感動。「演出も結構アクロバティックなので、楽しみです」と話した。