松田龍平(33)が3日、都内で、主演映画「ぼくのおじさん」(山下敦弘監督)初日舞台あいさつに登壇した。真木よう子(34)大西利空(10)宮藤官九郎(46)らも出席した。

 小学生の「ぼく」(大西)が、居候しているその叔父「おじさん」(松田)について作文を書くという、ホームコメディー作品。おじさんが一目ぼれしたお見合い相手のエリー(真木)を追い、2人でハワイへ行くというもので、約2週間のハワイロケも行われた。

 松田は「おじさん」役のオファーが来たことについて「叔父の『おじさん』ではあるけど、ついに『おじさん』が来たな、と」と笑った。また撮影を振り返って「台本は字なので、どうおもしろくなるのか、想像力に限界があったけど、『あ、おもしろいかも』とだんだんテンションが上がっていきました」と話した。

 真木は今作のヒロインで、ハワイの日系4世を演じた。日焼けメークや英語の長せりふにも挑戦しているが「エリーはすごく明朗快活。私にそういうイメージがなかったから、お話をいただいたときは7番手候補くらいなんじゃないかと、疑いがありました」と笑わせた。

 子役の大西は、撮影で初めて海外へ行ったと話し「ハワイでは数人現地のスタッフがいて、外国人だから体も大きくて、なんというか、威圧感が…」と感想を述べた。また大西には、ハワイ島への往復ペア航空券のサプライズも用意されており「言葉が出てきませんね!」と満面の笑みを見せた。