瑛太(33)が13日、都内で、舞台「サンバイザー兄弟」(池袋・サンシャイン劇場、来月4日まで)の記者会見を行った。

 宮藤官九郎(46)作・演出の、ロックオペラシリーズ第3弾。瑛太と怒髪天のボーカル増子直純(50)が兄弟役で出演しており、赤と青の色違いのサンバイザーをかぶった歌のうまいやくざ兄弟を演じている。

 瑛太は兄貴役の増子と楽屋が一緒だといい「増子さんから『歩きつづけるかぎり』という自伝を頂いて、この人は計り知れないなと思いました。今、高校でモテてるっていう時代まで来ています」と笑わせた。また「多少のライブ経験はあったけど、舞台でここまで歌うのは初めて。マイクの持ち方や声の張り方は、兄貴(増子)に教わりました」と明かした。

 増子は舞台初挑戦。「ちょい役ならいいかと思ってオファーを受けたけど、『瑛太 増子直純』という名前が並んでいるのを見て、すぐに『無理だ』と電話しました」と振り返った。兄弟を演じる瑛太とは仲良くなったと明かし「よく飲みに行って兄弟愛も深まっているので、そのうち2人でスクープされるかも」と予測していた。