伊原剛志(53)田中美里(39)岸部一徳(69)が20日、都内で主演映画「家族の日」の舞台あいさつに出席した。

 撮影は昨年8月に岡山県高梁市で行われ、気温40度に達する日もあったという。伊原は「古民家を使ったんですけど、クーラーもなくて本当に暑くて汗が止まらなくて。その感じがいかに(映画に)出てくれているかなと思った。いい思い出でした」と振り返った。田中も「高梁市は本当に自然が豊かで、川も流れてて、気持ち良くのびのびできました」と話した。

 人間嫌いで、山中で動植物を食べながらひっそりと暮らす無口な老人のターザン役で出演した岸部は「ターザンと聞くと、木から木へと飛び移るあのイメージでしたが、全然違いました。ほとんど山の中での撮影で、ものすごく虫に刺されました」と笑わせていた。