女優柴咲コウ(35)が主演し、15日に放送された大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜午後8時)の初回の平均視聴率が、関東地区で15・5%だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。前週の初回は16・9%だった。

 同作は男が絶えた井伊家を「男」を名乗って守り抜き、後に徳川四天王の1人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政、幕末の大老として知られる井伊直弼へと子孫をつないだ女領主・井伊直虎を主人公とした物語。

 15日の回は、今川の追っ手に命を狙われる亀之丞(藤本哉汰)を逃がすため、おとわ(新井美羽)が行った命がけの策が功を奏し、亀之丞は無事信州へと落ち延びる。井伊直満(宇梶剛士)が謀反の疑いで殺されたことにより、以前から直満と対立していた小野政直(吹越満)が今川家の目付として井伊家中の実権を握ろうとする。政直はさらに息子の鶴丸(小林颯)とおとわを夫婦にし、井伊家の家督を継がせようと画策するが…、という内容だった。

 直虎の幼年時代を子役の新井美羽が演じ、柴咲は第5話から本格的に登場する。