第59回ブルーリボン賞の各賞が25日、東京映画記者会(日刊スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)から発表された。授賞式は2月8日、東京・霞ケ関のイイノホールで行われる。

 「シン・ゴジラ」が特撮、怪獣ものとして初の作品賞だ。昨年の邦画実写NO・1となる興行収入82・5億円を記録、現在もロングラン公開中。樋口真嗣監督(51)は「受けない要素ばっかり。徹底したのは真面目に、なるべく本当のことを積み重ねようと。それが見ている人に届いた」と話した。庵野秀明総監督(56)との現場について「相手の意見を否定しない代わりに、自分の意見も否定させないんです」とコツを明かした。