タレントの大沢あかね(31)が、千葉大医学部生3人が20代女性を乱暴したとされる事件について「許せない」と怒りをあらわにした。

 2016年9月、千葉市で開かれた飲み会で起きたとされる今回の事件について、準強姦(ごうかん)罪に問われた医学部5年の増田峰登被告(23)の初公判が1月31日、千葉地裁で開かれ、増田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。ともに集団強姦(ごうかん)罪で公判の吉元将也被告(23)と山田兼輔被告(23)の初公判も千葉地裁で続き、検察側は冒頭陳述で山田被告が女性にワインの一気飲み競争を持ちかけ、酔って歩けなくなった女性の両脇を両被告が抱えて女子トイレに連れ込んだと主張。「両被告は増田被告らにも、わいせつ行為に及ぶよう持ち掛けた」と指摘した。吉元被告は「同意があった」などと無罪を主張。山田被告はおおむね起訴内容を認めた。

 大沢は1日放送の日本テレビ系「スッキリ!」で、「ひどいとしか言いようがない。許せないです。人を助けたいという気持ちでお医者さんを目指していたと思うんですが、こんな形で人を傷つけてしまうってことはほんとに残念ですし、ほんとに厳しく処罰して欲しいです」と訴えた。

 また、コメンテーターを務める産婦人科医の富坂美織氏も「本当にひどいとしか言いようがない。あってはいけないこと」とコメントした。