1月スタートの連続ドラマ、フジテレビ系「大貧乏」(日曜午後9時)の5日第5話の平均視聴率が4・5%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第4話は5・0%だった。

 同ドラマは“お金”と“愛”をテーマにしたオリジナルのヒューマン・コメディー。権力者の欲により無一文に追い込まれたシングルマザー(小雪)が、理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇だ。同時間帯の裏番組「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)に小雪の夫、松山ケンイチが出演しており、夫婦によるガチンコ視聴率対決にも注目が集まる。

 第5話は、浜中電子工業にDOHが支払った賠償金250億円を取り戻そうとするゆず子(小雪)たちの前に、柿原(伊藤淳史)が新たな仲間として連れてきたのは浅岡(滝藤賢一)だった。消えた30億円と浅岡の関係もハッキリしない中、ゆず子と加瀬(成田凌)は彼を信用できない。ともあれ、浅岡たちと戦略を練っていると、突然柿原の母正美(山本道子)が飛び込んで来た。浅岡の出現や正美の乱入にゆず子は混乱。さらに、柿原から母親の前で婚約者のふりをしてほしいと懇願される、という内容だった。