-アニメ化について

 私がたった1人で3年半、ずっと書いてきた漫画に、ついにアニメ化のお話が来て決定しました。突然、幸運すぎて、宝くじが当たったような気持ちで非常にうれしく舞い上がっています。京極監督が、すごく気合を入れて丁寧に作ってくださっている。たくさんのスタッフさんの手によって、キャラが動いてしゃべり出すのが、非常に楽しみで仕方ないですね。

 -タツノコプロ制作について

 あのタツノコプロが…作品を家でテレビで見ていたので、自分の作品のアニメを作っていただくのは、メチャメチャうれしいです。すごいですね。

 -アニメになることは、まだ現実味がない?

 アニメ化になったらいいなぁと夢を語ってはいたんですけど、現実的ではないだろうなと思って書き続けていました。いまだに現実味がなくて、キャストも発表しましたけど本当に言っちゃっていいのかな…みたいな。あとから、やっぱりなしってなっちゃったら、どうしようかと思います。

 -大御所の玄田さんを中心とした実力派をキャスティング。決定する会議にはどの程度関わったのか?

 脚本の会議もキャスティングの会議も毎回、出席して、話を聞いてという感じだったんですけど、音響監督さんたちのアイデアで玄田さんの名前が挙がっただけで驚きました。こんな若造の漫画の作品に、本当に声を当ててくれるのだろうかと思いました。(ドン様に)確かに声がピッタリだなと、ビビビっときました。メチャメチャ楽しみですね。アフレコはこれからです。