1月スタートの連続ドラマ、日本テレビ系「視覚探偵 日暮旅人」(日曜午後10時30分)の26日第6話の平均視聴率が8・4%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第5話は9・4%だった。

 同作は15年秋に放送され、高視聴率を獲得したスペシャルドラマの連続ドラマ化で、松坂桃李(28)が堤幸彦監督と再びタッグを組む。松坂は、視覚以外の4つの感覚を失った一方、においや感情などを全て目で見ることができる特殊能力で事件を解決する“探し物探偵”日暮旅人を演じる。

 第6話は、両親を殺害し、自分をドラッグの実験台にした犯人を突き止めるため、旅人(松坂桃李)は当時事件に加担した刑事の白石(吹越満)を脅迫する。しかし、帰りがけにホステス・ハルカ(ともさかりえ)の顔を視た途端、旅人はなぜか意識を失ってしまう。一方、雪路(濱田岳)は、旅人が幼少期に誘拐されたこと、旅人の父が雪路の父照之(伊武雅刀)の秘書をしていたことを知り、ショックを受ける。雪路と刑事・増子(シシド・カフカ)は、「山田手帳」の在り処を探ろうと、ジャーナリスト・山田快正の娘の元を訪ねる。旅人の過去が明らかになるにつれ、旅人と雪路の絆が大きく揺らぎ始める、という内容だった。