ミニカー「トミカ」が発売から47年目にして初めて、TBS系アニメ「トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察」(15日スタート、土曜、午前7時)としてテレビアニメ化される。近未来を舞台に、警察・消防・救急それぞれの能力に特化した特殊機体“ドライブヘッド”を小学生たちが操縦、災害や事件に立ち向かうという物語だ。

 先日、トミカ好きだというタレントの照英がゲスト出演した親子試写会が開催された。照英が「トミカのアニメということで興奮します。子供のころ、一番ほしかったのが『トミカパーキング』(正確にはスーパーオートトミカビル)だったのですが、なかなか高くて買ってもらえなくて、いまだに憧れています」と、あいさつすると、思わず大きくうなずいてしまった。

 同世代ということもあるが、自分も子供のころ、「トミカビル」を誕生日とクリスマスには毎年、親にねだっていた。結局、買ってもらえなかったが、クリスマスの時期になると必ず入る玩具店の折り込み広告に掲載された「トミカビル」の写真がいまだに脳裏に焼き付いている。

 「トミカ」というブランドですでに、多くの人の興味をひきそうだが、トランスフォーマー的なロボットに変形する機体や街を守るヒーロー物とヒットの要素が満載だ。頑張って土曜の朝、起きてみようと思う。