恐喝未遂容疑で逮捕されたタレントの坂口杏里容疑者(26)について、新潮社出版部長の中瀬ゆかり氏は「ここから先、もっと穴は深い」と一気に転落してしまうことを心配し、改心して再起することを期待した。

 20日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」は、坂口容疑者が交際相手の30代ホスト男性から現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁新宿署に恐喝未遂容疑で逮捕された件を取り上げた。

 作家の岩井志麻子氏は、2世タレントとして芸能界入りした坂口容疑者について「小さい頃からいろんなプレッシャーもすごいでしょう。坂口杏里さんが今、堅実なタレントをしていたとしても、『お母さん(故・坂口良子さん)はあんなに時代を築いた大女優だったのに、パッとしないよね』みたいに、ちゃんと普通にいい仕事をしていても言われたでしょうよ、きっと」と推察。「それを思ったら逃げたくなる気持ちもわかるんですけど、お母さんが泣いてるぞ、って……」と複雑な思いを語った。

 中瀬氏は「ここで止まってもう1回はい上がるチャンスは26歳だからまだあると思う」としながらも、「ここから先、さらにもっと穴は深いんですよ、転落って。ここから坂を転がるように転げ落ちるほうが逆に楽なんで」と、一度転がり始めてしまったら、はい上がるほうが困難だと指摘。その上で、「これを神様がくれた逆のいいチャンスだと思って、もう1回やり直そうと努力する気持ちがあれば」と期待した。