評論家で編集者、タレント、コラムニストの山田五郎さん(やまだ・ごろう、本名武田正彦=たけだ・まさひこ)さんが14日に亡くなっていたことが22日、分かった。67歳だった。自身のYouTubeチャンネルで報告された。19日に家族葬として葬儀などは終えたという。24年にステージ4bの「原発不明がん」であると公表していた。

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91年にテレビ朝日系の人気番組「タモリ倶楽部」(23年終了)に出演した当初の山田さんの肩書は「お尻評論家」だった。司会のタモリからは「ヒュフテヴィッセンシャフトラー・山田五郎教授」(ヒュフテヴィッセンシャフトラー=ドイツ語で「尻(H〓(ダイエレシス付きU小文字(小文字Uウムラウト))fte)」を意味する言葉と「学者(Wissenschaftler)」を組み合わせた造語)と紹介されていた。

同番組のオープニングは、音楽に合わせて女性たちが画面の前でお尻を振る映像だったが、山田さんはその「お尻を振るタレント」を選ぶオーディションの審査員も務め、さまざまな女性のお尻を品評していた。

また、92年6月には「百万人のお尻学」(講談社刊)としてまとめた。まじめな古典美術書から怪しげなSM雑誌まで参考文献5000冊を読破し、執筆には半年かかったという。5章からなる「百万人--」のラインアップは、(1)尻学原論(2)お尻の西洋美術史(3)お尻のファッション史(4)お尻と写真の変態史(5)お尻の戦後史だった。