女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の4月28日の平均視聴率が18・4%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は22日放送の第18話の20・5%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 28日は、みね子(有村架純)が奥茨城で過ごす最後の夜、美代子(木村佳乃)はみね子に手作りの真っ赤なコートと、すずふり亭のマッチ箱を手渡した。みね子は美代子の布団に潜り込み、一緒に寝て朝を迎える。時子(佐久間由衣)、三男(泉沢祐希)も出発の日の朝を迎え、それぞれ家族と別れを惜しんだ。そして3人はバスに乗って東京へと旅立つ、という内容だった。