フジテレビ系の小栗旬(34)主演の火曜ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(午後9時)の2日第4話の平均視聴率が8・4%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は13・9%、第2話は11・2%、第3話は12・0%だった。

 小栗と西島秀俊(46)の本格派俳優2人が民放連ドラ初共演する話題の作品。「SP」シリーズなどを手掛けてきた金城一紀氏が、5年前から小栗をイメージして原案・脚本を準備してきた骨太アクションエンターテインメントだ。人に言えない過去を持つ公安機動捜査隊特捜班の面々が、警察ドラマの常識を越える規格外の事件に挑んでいく。1年半前から練習を積んできたという小栗と西島の、本格的なアクションも見どころだ。

 第4話は、大学で航空宇宙工学を専攻する有馬教授(小市慢太郎)の身辺警護を命じられる特捜班。翌朝、有馬とともに大学に到着した稲見(小栗旬)だったが、研究室内に仕掛けられた爆弾が爆発し、男たちの襲撃に合う。男たちが暗殺のプロだと確信した稲見らは、有馬を施設内で保護するが、目を離した隙に逃げられてしまう。その後、有馬が身体中に爆弾を取り付けられた状態で見つかる、という内容だった。