アニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(8月18日公開)の公開アフレコが25日、都内で行われ、広瀬すず(18)菅田将暉(24)宮野真守(33)が登場した。奥菜恵(37)主演で映画化、93年にフジテレビ系で放送された後に公開された作品のアニメ映画化。今回は中学の同級生の3人の淡い恋模様を描く。

 すでに昨年4月に収録済み。菅田とは初、宮野とは2回目の共演となる広瀬は「菅田さんと同じシーンが多いのですが、お互い向き合ってのお芝居じゃないので、かえってドギマギしてしまいました。宮野さんがいてくれて安心しました」と笑顔。アニメ初挑戦の菅田は「初体験ってだんだん、減ってくる。オーディションで勝ち取った役だし、中学生はだんだん出来なくなると思うので頑張ります」と言ったところで、宮野に気が付き「そんなことないですね、宮野さん」と苦笑い。宮野が「(自分は)33歳です」と答えると、菅田は「大先輩が助けてくれました」と笑った。

 公開レコーディングでは、広瀬が「手汗がすごい。見られた状態でお芝居するのは初めて。新感覚ですね」。菅田は「地獄よりましだけど、エンターテインメントにおいて、未完成の物を見せることはないので…。裸なのに服を見ている顔をしなくてはならないので恥ずかしい。丸出しなのに」と話した。